オンラインプログラミングスクール講師の副業辞めました！

はじめに

本業のシステムエンジニアの傍らで副業でしばらく某大手プログラミングスクールで講師を行っておりましたが、この度辞めました。

辞めた以下理由は3点ありますので、その理由を解説していきます。

まず何故オンラインプログラミングスクールの講師を副業で行ったのかというと一番は自分のPythonのプログラミング能力を他人にアウトプットすることでスキル上昇を図るのと、当時覚えたてのAIの技術を誰かに共有したい願望があったということが大きかったです。

オンラインプログラミングスクールではPythonとAIを担当していたのですが、まずは自分自身受講生が行うカリキュラムの内容を理解するのにそこそこ苦労しましたが、その勉強のおかげである程度のスキルアップが図れました。

またAI講座に関して受講生は最後に自分で考えたオリジナルAIを完成させる必要があるのですが、受講生の趣向に沿ったAIを受講生と一緒に考えることもとても貴重な経験が出来ました。

カリキュラムの内容もある程度熟知出来て、自分のスキルアップをこの仕事で今後できないとは言えませんが、やりたいことは果たした感が大きかったです。

この仕事で色々考えたり勉強することで電子書籍を出版することができ、毎月そこそこの人が自分の電子書籍を読んで学習してくれているようです。
良い評価もいただいておりとてもありがたいことです。

電子書籍に関してはこちらの記事を参考にして下さい。

私が所属していたオンラインプログラミングスクールの仕事は大きく以下の2つがありました。

まずはチャット対応ですが、こちらは大体1回4時間くらいで毎週決まった曜日と時間で行っておりました。
開始時刻が19時から終了時刻が23時迄でしたが、本業の傍らこの業務は私にはきつく思えました。

当時は本業もテレワークが主体ではなかったので、本業では残業がないように一生懸命に調整をして帰ってすぐに副業で夜も23時までなので、実質は12時間労働ですが、それ以上の疲労感がありました。

次にメンタリングですが、受講生1人につき週2回30分のメンタリングを行っていたので、1人でも担当につけば、週の間に2日間は副業を行う必要があります。

このメンタリングに関しても基本的には毎週同じ曜日と時間なのですが、こちらはどうしても都合が悪い場合には受講生と相談の上スケジュール変更は可能でした。

このように私自身副業はもっと自由な空き時間に行えるのだと思っておりましたが、プログラミング講師に関してはスケジュールがしっかりと決められているので、ただダブルワークをしてる様な感覚になり不自由さを感じ始めました。

先ほど大きくチャット対応とメンタリングの仕事があるとのことでしたが、オンラインなのであまり実際の対面より気を使わなくても良いのかなと思っておりましたが、これが大違いです。

まずチャット対応は数名の講師が受講生全員の質問にチャットで答えるのですが、受講生に分かるようにプログラミングの課題を文字ベースで解決するにはすごく頭を使いますし気も使いました、人によっては同じような回答をしても分かってもらえなかったりするので…

また別の講師にも自分が回答に手間取っていたら助けてもらったりするので、別の講師に対してもとても気を使いました…

メンタリングではやはり受講生はお金をかけて講座に参加しているので、それなりに満足してもらいたいという自分の中の気持ちも邪魔をして一層気疲れすることになりました。

オンラインでは表情豊かな受講生に関しては対面と同じで気持ちが汲み取りやすいですが、その逆の人に関しては理解しているのか？してないのか？または満足しているのか？していないのか？が良く分からずに更に気を使うことになります。
この辺は性格上仕方ないことかもしれませんが。

上記のような理由で私はオンラインプログラミングスクール講師の副業を辞めることになりましたが、
お話出来てなかった時給ですが、3か月毎に見直しがあり生徒からの評価や授業コマ数等に応じて普通にしていれば毎回確実にあがります。
相場は時給1500円~2500円ってとこでしょうか。

副業としてお勧めできるわけでは無いですが、プログラミングを始めて2年位のあなたはとても講師の経験は役にたつとは思います。

仕事自体はクラウドワークス等で何件か見つけることが出来ると思いますので、報酬や自分に合ったスクールがあれば確認してみてください。