高卒・文系でPC音痴が何故ITエンジニアを選択したのか?

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はじめに

今回は題名であるように何故私自身がITエンジニアを目指したのかのお話をします。

結論から言えば、ITエンジニアに憧れや特別な感情はもっておらず、ただただ消去法で決定しただけです。

しかし何となく手に職という言葉には憧れがありました。

その過程に至った話を次の項目順に話していきます。

  1. 専門学校中退
  2. フリータ時代
  3. はじめての正社員 レンタカー会社社員時代
  4. 失業時代

専門学校中退

高校は偏差値普通の進学校に通っていたのですが、単純に勉強が面白くなく、数学や英語のレベルが上がるにつれて実力がないことを痛感し良い大学には入れないことも感じていたので、高校2年くらい早々に大学進学は考えておらずに進路に血迷っており、結局バンドや作曲等を趣味でやっていたので脈略もなく音楽の専門学校に進学しました。

楽しかったら良いかと思い、専門学校に入学したものの就職先の音楽業界はほとんどは貧乏暇なし状態だよって先生から伝えられました。

私も周りも音楽に対する情熱というより、進学先がないからなんとなく入ったような人間が集まっており活気がなくとてもつまらない1年を過ごしました。

一応は真面目に学校に通っていたので、単位はとれてたのですが、音楽業界への将来へのあきらめと、面白くない学生生活と、学費の高さを考えて1年で中退することにしました。

ここでまず一つ目に華やかな音楽業界への就職をあきらめました

フリータ時代

学校も辞めてしまい20歳でプー太郎になったのですが、その時はとりあえずなんか自分の好きなことを仕事にしたいという淡い思いを抱いておりました。

私は釣りが好きでボートや乗り物も好きで船舶の免許をもっておりマリーナで働きたいと思い立ちました。

就職氷河期時代でいきなり正社員を目指すのは厳しかったので、ボートやヨットを管理するマリーナに就職を目指しアルバイトで入りました。

そこでの仕事はボートのメンテナンスや湖への揚げ降ろしをやったりして、そのマリーナにはバスフィッシングのプロが所属しており、その人たちとお話をしたりと充実した毎日でした。

半年くらい行たのですが、結局正社員になることは叶わずマリーナでの就職も断念しました。

次にそのころは事務的な仕事より動く仕事のほうが向いていると思っていたので、配送のアルバイトから正社員になれるという求人を見つけて働いてみました。

ハイエースに荷物を積み込みひたすら毎日数十件の配送先を回り、朝から晩まで動き回るとまだ若かったのですが相当負担になり、ある日の朝、仕事場をスーと通り過ごしてそのまま辞めてしまいました。

その体験から肉体労働は続けられないと断念しました。

番外編として釣りが好きなので魚屋の体験をしてみましたが一日目に100匹以上の鯵を捌かされて、一日で飽きて嫌になり無給で辞めました。

そんなこんなで約1年間うまくいかずにフリータを続けることになりました。

はじめての正社員 レンタカー会社社員時代

当時沖縄が好きで旅行で何回か訪れる時にレンタカーを借りてたのですが、その時の接客してくれた人が保険の内容を分かり易く説明してくれたり、マイクロバスで送迎してくれたりと仕事が楽しそうに思えたので、たまたま職業安定所でみつけたレンタカー会社の正社員募集に応募し合格しました。

働いてみると色々な車に乗れたり、法人営業やアルバイト等、人の管理を担当したりと充実した日々が数年間は継続しました。

しばらくして毎日12時間は当たり前に働いてることに疑問を持ち始めました。
はじめは仕事を覚えたりすることが楽しくてあまり自分のおかれている環境はどうでも良かったのですが、仕事に余裕が出てくるころにブラック企業だということに気が付きました。

また仕事内容も同じことの繰り返しで技術的な進歩が全くなく、毎日なんとなく仕事をする退屈な日々に落ちていきました。

約6年くらい仕事を継続したのですが、退屈な仕事にけじめをつけ退職する決意を固めました。

ここでサービス業や営業職は飽きてしまい自分には向いてないと感じました。

失業時代

そこで今度は飽きない仕事ってないのかな?と考えるようになりました。

当時自分は運動が好きで筋トレ等も自分で行っていたので、スポーツトレーナやインストラクターも良いなと思いまずは某スポーツクラブでアルバイトで働いてみました。

また何気に前職でPCで業務システムを使っていたので、システムの仕組みについて少し興味がありました。

その時失業時の教育給付金でIT系のスキルが学べる講座があったので、ド素人でしたが、サーバエンジニアの講座を申し込み3か月間通いました。

サーバエンジニアについての講座はこちらの記事を、教育給付金に関してはこちらの記事を参考にして下さい。

某スポーツクラブでの仕事は順調で社員試験をうけることが出来、無事合格しました。
しかしアルバイトからの昇格組と大卒キャリア採用組とは完全にルートが違い某スポーツクラブではアルバイト級の給与しか出ないことがわかり、就職を断念しました。

ここでスポーツトレーナの道は完全に諦めました

ここで残すところはサーバエンジニアの講座を終えて、IT業界へ転職する道だけが残りました。

サーバエンジニア講座を無事終えてWindowsサーバの基礎知識はつきましたが、ド素人同然なので、
4社ほど未経験採用を行っているIT企業の面接を受けて、結局今の会社ともう一つの会社の2社合格することが出来ました。

もう一つの会社は夜勤有のシステム監視オペレーターの仕事でしたので辞退することにしました。

転職については私もお世話になったエージェントを紹介した記事がありますのでこちらを参考にしてみてください。

まとめ

細かいところを挙げれば色々あるのですが、私自身が色々な職業を目指し挫折や断念を繰り返しながらたどり着いたのが今のITエンジニアという仕事でした。

ITエンジニアの仕事の中には何となく妥協してできる仕事もいっぱいありますが、せっかく最新のITに携われる仕事についたのであれば、学習しできる範囲を増やしていくことが充実したITエンジニアライフを送れると思って、日々新しいことを取り入れて自分なりに楽しんでおります。

そしてなんとなく憧れていた手に職を手に入れることが出来ました。

ITエンジニアになってからの仕事の話は次回の記事で語っていきたいと思います。
ITエンジニア駆け出し時代のはなしはこちらの記事を確認ください。

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